女優・本上まなみが、BSフジのドキュメンタリー特番「ミ・ラ・イ ~小さな希望たちの賛歌(アンセム)~」(7月2日午後7時)で、環境先進国スウェーデンを訪れた。現地で行われている環境教育に感嘆。「子どものころから自然を敬い、守っていくという意識が広く浸透していると感じました」と振り返っている。
番組は、世界各地の子どもたちの姿から地球の未来を考えるヒューマンドキュメンタリー。本上は、社会保障や福祉が充実し自然保護の意識も高いスウェーデンに飛び、ストックホルム郊外に住む一家を取材した。
「スウェーデンでは、幼稚園に通うくらいの年齢から自然教育、環境教育が始まり、就学してからも子どもの年齢に合わせた環境教育を続けているようです」と、日本との違いを実感。「(授業では)大人になった私にも興味深い題材を扱っていて、ここの学生がうらやましいなあ」。
1児の母でもある本上は、今回の経験でスウェーデンへの関心がますます高まったという。「遠い国だけど、もっと知りたい、もっといろいろ見てみたいと思いました。また、自然を守り続けてきた国の人たちの、思いの強さを感じずにはいられませんでした」と話している。
番組では他に、バイオリニストの古澤巌がベネズエラ、絵本作家の長谷川義史がブータンの子どもたちを取材する。