タレントの松本明子がデビュー37年目にして自身初のアイドルコンサートを開くことになった。
松本明子がキュレーターとなり、同時代に活躍した、布川敏和(デビュー82年)、森尾由美(83年)、浅香唯(85年)、西村知美(86年)とともに、華々しい時代の名曲たちをスペシャルなトークとともに届けるコンサート企画。
BSフジ主催で、「松本明子 Presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ~うれしなつかし胸キュンコンサート~」と題し、来年(2021年)1月16日(土)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区)で開催する。
このほど、BSフジの会議室で、松本明子の囲み取材会が行われ、自前のアイドル衣装を着て登場した松本は、「デビュー37年目にしてやっとアイドルコンサートが開ける。夢が叶い、嬉しい!」と満面の笑顔で喜びを語った。取材会には、デビュー曲「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」当時の衣装(再現)も展示された。
アイドル黄金期の1980年代において、“不作の83年組”にデビューを果たした松本明子。デビュー翌年に〝放送禁止用語事件〟でアイドル脱落、その後バラドル的な大活動で人気者になったが、アイドルへの憧れの気持ちは変わらず、自前のアイドル衣装を何着も持っているという。
コンサート実現のきっかけは、新型コロナウイルスによる自粛要請の中、松本が「たくさんの人に少しでも元気になっていただければ」と今年4月からTwitter等で「#アイドルうたつなぎ」を始めたこと。これに、森口博子や荻野目洋子ら多くのアーティストが賛同し参加、広がりを見せて話題となった。松本は「逆に元気、勇気をもらった」といい、それで「アイドルの皆さんを集めて何か出来たら」と思い、今回BSフジの協力を得て来年1月コンサートが実現することになったと話す。
コンサートでは「キラキラのステージで」、「いろんな衣装を着て」歌いたいと意気込む。持ち歌以外では「やっぱり聖子ちゃんの歌うたいたい」と笑顔で話した。
コンサートは昼・夜の2公演。チケット料金は全席指定8000円(税込)。