元AKB48の小野恵令奈が13日、シングル「えれぴょん」でソロデビューを果たし、神奈川・ラゾーナ川崎でイベントを行った。通常の芸能イベントは報道陣以外の写真撮影は禁止されるが、小野にとって一生に一度の記念日となったこの日ばかりは運営側も異例対応。携帯電話の“写メ”に限り、ファンも写真撮り放題という太っ腹なアナウンスがなされ、集まった約3000人が“えれぴょん”をフラッシュの嵐で祝った。
小野は、ここぞとばかりに携帯を構えて待ち受けたファンを前に「すげー! なにこれ!!」。AKB48卒業以来、約1年半ぶりのカムバックステージとあって「お帰りー!」と感極まるファンに「ありがとう」と笑顔で応え「やばいテンション上がります」とノリノリで熱唱した。
ソロデビューにあたり、自ら作詞を担当。楽曲「えれぴょん」には「夢や目標が大事というメッセージ、お休みさせていただいた間に感じた思いを込めました」。ダンスでもファンを魅了し「これから新しい道を踏み出していくけれど、みんなついてきてくれるかな? 応援よろしくお願いしまっす!」と絶叫。CDセールスは、オリコンデイリーランキング(6/12付)で2位に初登場する好発進を切った。
先日選抜総選挙が終わったばかりのAKB48については「私なんかが言っていいかわからないけれど……」と謙遜しながら、センターを奪還した大島優子へ「芯の強い女性だから、これからもAKB48を引っ張っていってくれたら」と話していた。