ガールズグループ「Fairies」が表参道イルミネーション史上初のイメージキャラクターに起用され1日、点灯式に参加した。東京の年の瀬を彩る行事。“妖精”と名付けられたデビュー1年目の女子中学生7人組が、けやき並木に光を灯した。
あまりの美しさに仕事を忘れて大感激。伊藤萌々香は「本当に光栄、本当に嬉しい! 去年はレッスン後にキレイだなと思いながら通っていたんです」と感慨深げに話した。地方出身で表参道の明かりを初めて見るメンバーも多く、大阪出身の藤田みりあは「感動しました」とうっとり。
SPEEDの妹分として今年9月にCDデビューしてからわずか3カ月。高いパフォーマンスが注目を集め、年末の日本レコード大賞で新人賞に選出された。最優秀新人賞の有力候補とも。来年はさらなる飛躍に期待。国内外にライバルグループが乱立する中で「まずはメンバー同士で競いたい」と声をそろえた。12月21日にセカンドシングル「HERO/Sweet Jewel」(両A面)をリリースする。
今年の表参道イルミネーションは初めてイメージキャラクターを設定。テーマ「原宿 表参道から日本各地へ感動と元気と笑顔を発信」に沿って、透明感、清涼感、元気なイメージがあるFairiesに決まった。
節電を考慮しLED電球の数が昨年の約90万個から約65万個に、電球が取り付けられるけやきの本数も153本から96本に減らされた。また、震災の被害にあった宮城県・仙台市のイルミネーションを支援し、一部が仙台と同じ色の電球になているほか、被災地への募金箱やメッセージカードなども設置されている。12月2日から来年1月3日まで。