女優・真木よう子、木村多江、夏帆らが25日、撮影中のNHKドラマ「カレ、夫、男友達」(11月1日より火曜午後10時)を都内スタジオでPRした。美人姉妹役の3人。それぞれ個性的な恋愛観を持った役柄で、母親役の高畑淳子は「“不謹慎”な娘たちです。この子(真木)なんて、こんなにかわいい顔していながらモノのように男と寝るんですよ」と冗談めかした。
人気作家・江國香織作品が、浅野妙子脚本で初めて連続ドラマ化される。「思いわずらうことなく愉しく生きよ」が原作。夫からDVに遭う長女(木村)、彼氏に浮気がバレた次女(真木)、初めて恋の感覚を知った三女(夏帆)の3姉妹が、強い家族の絆で支え合いながらそれぞれの殻を打ち破っていく。
真木は「台本読むのがやめられないくらい楽しい。3姉妹の恋愛だけじゃなく家族への愛情が描かれている深い作品」と、昨年の大河ドラマ「龍馬伝」以来となるNHK作品に自信のぞかせた。木村はDVシーンが想像以上に激しいと明かし「放送翌日に『見た?昨日も酷かったよねー』と話題になるでしょうね」とニッコリ。夏帆も「これまでやってきた役とは違う」と新境地開拓に意気込んだ。
木村演じる長女の夫役でユースケ・サンタマリア、真木演じる次女の同棲相手でチュートリアル・徳井義実が出演。暴力をふるうシーンの多いユースケが視聴者の好感度ダウンを気にしたのに対し、徳井は「優しくて家事もできる役です。女にだらしないイメージを払しょくできれば」と息巻いた。ほか、長塚京三らが出演する。