日本テレビ系夏恒例の特別番組「24時間テレビ34『愛は地球を救う』」の発表会見が3日、都内で行われた。チャリティーパーソナリティーに決まった堀北真希に対し、チャリティーマラソンに挑戦する徳光和夫が完走を約束し「(ゴールで)迎えてほしい」とアピール。来年のNHK朝ドラ主演も決まった清純派女優のエールを受け、“24時間テレビの顔”70歳が激走する。
過去30年間にわたり総合司会を務めた徳光に代わり、羽鳥慎一と日テレ・西尾由佳理アナウンサーのコンビが大役を担う。同番組をもって日テレを退社する西尾アナは「私の仕事をまっとうしたい」。徳光は「彼女(西尾)は絶対に泣かない。賭けてもいい」と笑わせ、羽鳥に対しては「実績は十分で(自分の後任として)間違いない」と太鼓判を押した。
今年の「24時間テレビ」のテーマは、東日本大震災の発生を受け「力(ちから)~わたしたちは、たいせつなひとり。~」。メイン会場となる東京・日本武道館をはじめ国内外で様々な企画を展開、復興支援などを呼びかけ募金を募る。
メインパーソナリティーは人気グループ・関ジャニ∞が務める。メンバーの横山裕は「僕たちにしか伝えられないメッセージがあるはず」、錦戸亮は「歴史ある番組だけど(震災のあった)今年は特別だと思う」と姿勢を正した。安田章大は「関ジャニ∞が持っている元気や笑顔を全力で届ける」とグループ7人一丸を強調した。
チャリティーパーソナリティーに起用された堀北は「私も今まで『24時間テレビ』にたくさん力をもらってきた。今回は力を届ける側。パワフルに精一杯頑張る」と笑顔で意気込んだ。ほか、番組パーソナリティーとして宮川大輔とイモトアヤコ、スペシャルサポーターとして黒木瞳と真矢みきらが出演。8月20日午後6時30分~21日午後8時54分に放送される。