俳優・佐々木蔵之介が3日、NHKのドラマ「チャレンジド~卒業~」を都内の同局でアピールした。佐々木演じる全盲教師の奮闘を描いた感動作の続編。“卒業”とサブタイトルがついたが、さらなるシリーズ化にも意欲をみせ「僕一人では決められないけれど…(役名の)塙先生ならチャレンジするはず」と笑顔で話した。
前作「チャレンジド」は、2009年秋に放送され、盲目となった困難をものともせず挑戦し続ける中学校教師の姿が視聴者の共感を呼んだ。続編を望む多数の声を受け、カムバックが実現。佐々木は「前回演じてみて、こんな楽しい役はないやと思っていたから、もう一度演じられるのが嬉しくてしょうがなかった。演じていて自分自身も楽しいし励まされた」と話した。
約1年ぶりに、小池里奈、竹内寿ら“教え子たち”と向きあった佐々木は「みんな大人っぽくなった。芝居に対する姿勢もがらりと変わっていた」と、すっかり先生の顔。小池は「運動会のシーンは本当の学校みたいだった」とクラスの様子を明かした。
今回のテーマは卒業。生徒たちの受験や進路などの問題に、熱血先生が体当たりで挑んでいく。前後編の全2話で、総合テレビでは3月26日、4月2日の夜9時放送。BShiでは3月25日に前後編を一挙先行放送。