関口宏「大人はBS見ている」BS‐TBS開局10周年10時間特番
2010年11月22日
テレビ番組の名司会者、関口宏がBS‐TBSの開局10周年記念日特番の司会進行を務めることになり、21日都内で行われた記者発表会で「BS放送はゆったり見られるのでよく見ますね」とBS放送の魅力をアピールした。
12月1日に放送される10時間特番「感謝と夢~生放送SP」で、関口は後半の第2部から登場し、番組でメディアの役割と今後を占う。
昨今のテレビ番組について「大人の視聴者はBS放送に流れている雰囲気を感じますね」と感想。「でも若い人に地上波がとられている感じがして…」と、地上波テレビ番組で長きにわたり活躍するベテラン司会者も「ちょっと寂しい」。若者向けバラエティが盛んな地上波に見るものがない、という大人の視聴者を代弁したかのようでもある。
一方で、いろんなメディアが登場し「横に広がるのはいいが、中身が薄くならなければいいが…」とも。
特番はBS‐TBSの10年の集大成として、これまでの番組をゲストと一緒に振り返りながら、テレビ放送の未来像を披露するほか、様々なメディアを検証する。3D放送やARなど最先端な技術を駆使した番組の取り組みも紹介。佐々木希など人気モデルが多数出演する開局10周年イベント「冬コレ2010クリスマスパーティー」の会場(赤坂BLITZ)からも生中継する。第1部の司会進行は三雲孝江。
特番の放送は12月1日午後1時~午後10時54分放送。なお、午後11時からは「THE世界遺産 屋久島3D特別編」を3D放送する。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。