アイドルグループ・ももいろクローバーが25日、ロックバンド・神聖かまってちゃんとのジョイントライブを東京・SHIBUYA-AXで行った。異色の対バンに、百田夏菜子は「ファンは全く違うと思うけれど、ももクロらしさを全開に出して日本で一番熱いライブにしたい」。激しい歌とダンスでロックファンをも魅了した。
2008年に結成され昨年メジャーデビューを果たした6人組。昨年末には日本青年館での初のホール単独公演も成功させ“アイドル戦国時代”の天下統一を目指す。
ライブには“先攻”で登場し、3月9日発売の新曲「ミライボウル」をはじめ「行くぜっ!怪盗少女」「ピンキージョーンズ」など全12曲を熱唱。4月で脱退が決まっている早見あかりも「ももクロとしてファンの前に立てるの数少ない機会を全力で楽しみたい」とステージを駆けまわった。
ライブは、大手CDショップチェーンのHMVが企画する新感覚イベント「HMV THE 2MAN」の第1弾。一見相容れないアーティスト2組のコラボレーションを実現させるもので、「みんな仲良くできるかな?編『ももクロとかまってちゃん』」と題された。告知解禁と同時に「一体どうなる?」と各所で話題を呼びチケットは即完売、約1500人が集まった。
“後攻”かまってちゃんは、昨年末発売したアルバム「みんな死ね」から「あるてぃめっとレイザー!」、同時発売の「つまんね」から「さわやかな朝」など全10曲で轟音を響かせた。