「冬ソナ」ならぬ「冬サク」ブームが到来する――!? 韓国女優チェ・ジウが、TBS系新ドラマ「冬のサクラ」(1月16日より日曜21時)に友情出演し、主演のSMAP草なぎ剛と夢の日韓共演を果たすことになった。既に都内で極秘撮影を済ませており、11日のドラマ発表会見で、草なぎは「素敵なシーンになりましたよ」と本家「冬ソナ」ばりの名場面を予告した。
ジウが日本の連続ドラマに出演するのは、同局系「輪舞曲‐RONDO‐」以来で5年ぶり。韓国通で知られる草なぎの主演が決め手となってオファーを快諾。過去にバラエティ番組などで交流はあった2人が、ドラマでは初めて共演した。
会見で、草なぎは「共演できて本当に嬉しかったです。このドラマは『冬のソナタ』を意識しているところもあるから、キャストもスタッフも盛り上がりました」と笑顔で振り返った。2人と共演した加藤ロ―サは「スタッフがいつもの倍になりましたよ!」。高嶋政伸は自分の出番がないにもかかわらず現場入りしたと明かし「だって、見たいじゃないですかー!」。
ジウは、日本語での演技を披露する。会見には出席しなかったが「草なぎさんと久しぶりにまたお会いできて嬉しかったです。本当に、楽しく撮影に臨みました」とメッセージを寄せた。収録中には、次は草なぎがジウの韓国ドラマに出演することを約束したという。
「冬のサクラ」は、白銀の世界で出会った男女の純愛劇。草なぎは「切なく心に訴える素敵なラブストーリー」とアピール。ヒロインを演じる今井美樹は、11年ぶりの連続ドラマ出演で「とても緊張した毎日を過ごしています」と、はにかんだ。
山形で生まれ育ちガラス職人として母と2人で暮らす純粋な男性(草なぎ)が、“冬に咲くサクラ”を探す旅の途中で事故に遭い記憶を失った美しい主婦(今井)と恋に落ちる物語。他に、佐藤健、山崎樹範、江波杏子らが出演する。初回は20分拡大。