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日本への愛感じる『ゴジラ』ギャレス・エドワーズ監督の話 (vol.184)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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日本への愛感じる『ゴジラ』ギャレス・エドワーズ監督の話 (vol.184)

2014年07月11日

昨日、東京国際フォーラムで『GODZILLA』のジャパンプレミアが行われたので、取材に行ってきました。

当日は地上広場でレッドカーペットイベントが行われて、出演の渡辺謙さん、ギャレス・エドワーズ監督らが登場。また、第一作の『ゴジラ』で主演された宝田明さんも来場されて、会場はえらく盛り上がっていました。

渡辺さんらは記者席の前でインタビューに応じ、特に面白かったのが宝田さんのコメントです。「ニューヨークとダラスで2回観たけど、みんな上映から1時間くらいすると、『ゴジラ早く出てこい』と足踏みを始めて、ゴジラが登場したらスタンディングオベーション! いかにゴジラがアメリカ人にとってみぢかなヒーローなのかがわかったよ」とおっしゃっていて、全然関係ない自分もなぜか誇らしい気分になってしまいました。あと「やっぱりね、第一作のゴジラが東の横綱で、今回のゴジラは西の横綱だな」と、オリジナルのプライドもチラリとのぞかせていたのも印象的でした。

そのあと上映会場に移り、渡辺さん、吹替担当の波瑠さん、エドワーズ監督が舞台挨拶を行いました。その中で興味深かったのがエドワーズ監督の話。「世界ではヒットしてるけど、ゴジラは日本のものだから、日本でヒットしなければ本当のヒットとは言えない」と話し、非常に日本の観客の反応と興行成績を重視している感じが伝わってきました。また、小さい頃から日本の特撮ものを熱心に観ていたそうで、「日本の映画には丸いロゴマークがついていたけど、あとでそれが東宝のマークだと知った。今日、そのマーク付きで上映されるのかと思うと、ワクワクしている」と語り、本当に日本大好きなんだなという印象でした。確かに、海外ではワーナーが配給しているので、監督も東宝マークで観るのはこの日が初めてだったんですね。

さあ、そんなゴジラ愛に溢れた米国版『GODZILLA』は、7月25日の公開。以前当頁でも書きましたが(記事はコチラ)、マジで傑作です。ぜひご覧ください。


さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週は七夕賞です。期待はグランデスバル。個人的にこの馬の競馬が好きです。先行して、4角では手応えが怪しくなるのですが、追ってからジワジワとしぶとく伸びるタイプ。福島も合いますし、上位に食い込んでも不思議はないです。

平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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