東宝『絶叫学級』“借りたままのＣＤがいくらか怖い”と川口春奈

　東宝映像事業部配給『絶叫学級』の初日舞台挨拶が６月14日（金）、東京のTOHOシネマズ渋谷で実施され、キャストの川口春奈、広瀬アリス、松岡茉優、栗原類、山本美月は、夏を先取りし浴衣姿で登場。ジメジメした梅雨の天候を吹き飛ばす勢いの個性豊かなトークで会場を沸かせた。

（写真：左から栗原、松岡、川口、広瀬、山本）

　主演の川口は、「映画をご覧になっていただき、ありがとうございます。映画いかがでしたか？けっこう過激なシーンが多かったり、考えさせさせられるような内容だったと思います。自分にとっても濃い撮影期間で貴重な体験ができました。今日だけでなく、是非、いっぱい見て頂きたいと思います」と挨拶。

　続いて、広瀬は「初めての悪役だったので、いろんなことを意識しながら演じていましたが、今日の浴衣も1人だけ黒でリオの印象のままだねと、話をしていました（笑）」

　松岡は「見に来てくださっている年齢層にびっくりしています。原作は女子中学生の方に大人気のコミックなので…年齢層が上の方にも、楽しんでいただける作品になったかなと思っています」

　栗原は「僕も、広瀬さんと同じく、初めて悪役にトライしました。この映画では、心臓に悪いシーンが結構あったと思いますが、みなさん大丈夫でしたか？」

　そして山本は「ホラーはよく見るほうなんですけど、自分が幽霊をやって、みんなちゃんと怖がってくれるのか心配でした（笑）。怖いなって思ってもらえたら嬉しいです。生まれて初めて演じたのが幽霊だったんです。幽霊役は２回目で、そういう意味でも心に残った作品なので、これを機にたくさんの人に広めてもらえたら嬉しく思います」と、それぞれ出演した感想などを語った。

　本作のキャッチコピー「人間が一番怖い」に因み、「怖いものは？」との問いに、川口は「２日前に、２月末からレンタル屋さんで借りていたアルバムCDを見つけてしまって、それが怖いです。いったいいくらになるのか…」と、リアルな恐怖を明かした。

　最後に、川口は「これから生きて行く上で、少しでも人生がプラスになる為のメッセージを受け取っていただけたらと思います。今日だけはなく、また夏休みも…。夏休みも上映していますかね（笑）。夏休みもたくさんのお友達や、ご家族と観て欲しいと思います」と締め括った。

（Ｃ）2013　いしかわえみ／集英社・「絶叫学級」製作委員会