『映画かいけつゾロリ～』、“原作とはまた違う面白さがある”と原氏

　東京テアトル配給『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん！』の初日舞台挨拶が22日（土）、シネ・リーブル池袋で行われ、人気子役ユニット・すたーふらわーの小林星蘭と谷花音の二人が、ゾロリの声優・山寺宏一、原作者の原ゆたか氏、ポプラ社の坂井社長、ゾロリ・イシシ・ノシシとともに登壇した。

　映画の上映を心待ちにするファミリーをはじめとした多くの観客が詰めかける中、山寺、原氏、坂井社長、そしてゾロリ・イシシ・ノシシが登壇し、子どもたちから大きな歓声が沸き起こった。

　原氏は「元々原作は映画化をイメージしてスケールの大きな話を書いたので、話をまとめるのが大変でしたが、みんな一生懸命作ってくれた作品です。原作とはまた違う面白さがあると思います。実は私も映画にいっぱい隠れていますよ！スクリーンで改めて観るゾロリはとってもかっこいいです」、山寺は「テレビシリーズが終わってずいぶん経ちましたが、ゾロリが大好き！という声を未だに耳にします。山ちゃんもゾロリが大好きです！僕がゾロリと似ているところはダジャレをよく言う所ですね！花嫁はゾロリより先にゲットしてしまいましたけれど（笑）。今日、初日にみんなが観に来てくれてとっても嬉しいです。本当にありがとう！」と挨拶。

　続いて、本作のマスコットガールズであるすたーふらわーがゾロリカラーの黄色いドレスで登場し、ゾロリダンスを披露。観客の子どもたちも一緒に踊りだすなど、会場が一体となった。そして最後に、この日のために作られた巨大ゾロリケーキが登場すると、子どもたちからは大歓声が上がり、すたーふらわーの二人がゾロリのひげを書き足しケーキを完成させ、全員で公開初日を祝った。

　原氏は、「この映画をみんなに面白かった！って言ってもらえたら、また映画の続編ができるかも知れない！と思って、新作も前編・後編にわたる長いお話を書きました！ぜひまた映画が作れるように、みなさんの力を貸してください！今日は本当にありがとうございました！！」と締め括った。


(C)2012 原ゆたか／ポプラ社,映画かいけつゾロリ製作委員会