女優・比嘉愛未、宮本信子らが13日、NHKのドラマ「どんど晴れ スペシャル」の発表会見を都内の同局で行った。比嘉がヒロインを演じた連続テレビ小説の4年ぶりの特別編。東日本大震災で被災した岩手が舞台で、撮影予定を一部変更しながらも完成させ、前向きな思いを込め放送する。比嘉は「ドラマの大切なキーワードは、人を思いやる心、人と人の絆。今だからこそ放送しなきゃいけない。使命感がある」と力を込めた。
昨年11月に企画され、今年2月11日に岩手・盛岡でクランクイン。そのちょうど1カ月後に震災が発生した。2度目の岩手ロケに向かう前日だったという。残りのシーンを都内でのスタジオ収録などに切り替え完成させた。
あえて予定通りに放送する。比嘉は「立ち止まらない、前を向こうという思いがつまった作品ですから」、宮本は「(被災者にとって)少しでもくつろぎになってくれれば」とキャスト・スタッフ全員の思いを代弁した。
4年前のレギュラー放送から今回のスペシャルまで、岩手から大きな支援を受けてきただけに、今後は恩返しをと意気込む。比嘉は「絶対に乗り越えられる。笑顔になれる日が必ず来る。もちろん、現地にも直接行きたい」と話し、宮本は「過剰な自粛はやめにして、元気な西(側)の人はどんどんお金を使おう。東北へ向けて経済をまわそう」と呼びかけた。
「どんと晴れ スペシャル」は、老舗旅館の若女将・加賀美夏美(比嘉)の奮闘を描いた2007年の朝ドラ「どんど晴れ」から4年、成長した夏美らを描く。女将役に宮本。ほかに田辺誠一、林家正蔵、ICONIQらが共演。NHK総合で、5月6・7日の午後7時30分より前後編2夜連続放送。BSプレミアムでは、4月24日に一挙放送される。