パラマウント『ノア 約束の舟』のダーレン・アロノフスキー監督来日記者会見が14日午前、東京ミッドタウン ホールAで行われた。
同作は、人類史上最古にして最大の謎「ノアの箱舟」伝説を解き明かすスペクタクル感動巨編。世界39カ国でオープニング1位を獲得し、各国で歴代の興行記録を塗り替える大ヒットを記録。6月13日(金)よりTOHOシネマズ日劇1ほか全国RS。
▼D・アロノフスキー監督 ノア役にラッセル・クロウを起用した。彼は、劇中の奇跡を観客が信じられるだけのリアリティをもたらすことができ、『グラディエーター』以降は英雄的な役は演じていないのでピッタリだと思った。ファンタスティックなシーンが多く、俳優たちに現実的なもの、サイズの分かるものを与えたいと思い、箱舟を作ることを決め、6カ月をかけて、聖書の内容に忠実に制作した。この映画で水は一番重要な要素。そのため雨を降らす機械を作り、1分間で500ガロン、1回の使用でサッカー場がいっぱいになるくらいの水を放出できるようにした。水中の撮影は夜、寒い中で何千人というエキストラを使い、2週間半をかけて行った。サスペンスを重視し、ストーリー展開が予想できないように作った。