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『爆心~』、上海国際映画祭で公式上映

【FREE】『爆心~』、上海国際映画祭で公式上映

2013年06月26日
上海国際映画祭で公式上映された『爆心 長崎の空』の日向寺太郎監督と北乃きい 上海国際映画祭で公式上映された『爆心 長崎の空』の日向寺太郎監督と北乃きい

 第16回上海国際映画祭にて、パル企画配給『爆心 長崎の空』が公式上映された。上映前には主演の北乃きいと日向寺太郎監督が満席の会場(458席)に登壇。会場入りの時には、現地のマスコミに囲まれ急遽フォトセッションに応じるなど、この作品に対する関心の高さがうかがえた。

 今年は日中平和友好条約締結35周年という事もあり、開催期間中に【上海・日本映画週間】と題し、日本映画の近作9本の上映が行われ、その実力と人気を印象付けた。本作は、トム・フーパー監督が審査委員長を務めるコンペティション部門に日本から唯一選出された。7月13日(土)から19日(金)まで岩波ホールでプレミア特別上映され、7月20日(土)より東劇他にて全国公開。

日向寺監督 この映画は現在の長崎の話です。私が描きたかったのは、深い悲しみとか苦痛からどのように人間が立ち直っていくのかという希望の物語です。

北乃きい 上海に来られてとても嬉しいです。映画祭に呼んでいただいてありがとうございます。この作品は人が絶望的になった時、どのようにして立ち上がれるのかという姿を描いた作品。そういった人の姿は、日本だけでなく、どこの国の人でも感じてもらえるのではないかと思っています。この話は長崎での事ですけど、皆さんに何かを感じてもらえたら嬉しいです。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。