東宝東和=ギャガ配給『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』が10月30日、東京国際映画祭が行われているTOHOシネマズ六本木ヒルズで特別上映され、ディーン・デュボア監督が観客とQ&Aを行った。
主人公ヒックの相棒として活躍するドラゴン、ナイトフューリーのデザインについて質問されると、監督は「ドラゴンを造形する場合は、地球上に実在している野生動物を参考にデザインしている。ナイトフューリーの場合、ブラックパンサーのエレガントさや哺乳類的な部分を参考にし、そして犬や猫の親しみやすさや、抱きしめたくなるような魅力が出るように大型のネコ科の動物たちの動きと資質を加えてデザインを考えていった」とこだわりを説明。また、今作の内容については「シリーズ2作まではヒックと仲間たちは、ドラゴンとの共生という道を示した。今作では人間が抱える問題にも触れられると思い、感情的により複雑なラストを提示した」と語った。12月20日(金)公開。