閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

東映『小さな恋のうた』会見、キャスト発表

【FREE】東映『小さな恋のうた』会見、キャスト発表

2019年03月15日
 東映配給『小さな恋のうた』(5月24日公開)の完成報告記者会見&完成披露舞台挨拶イベントが、13日午後新宿バルト9で行われ、橋本光二郎監督、出演の佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦(まえだごうどん)、鈴木仁、トミコクレア、世良公則が登壇した。

 作品は、沖縄出身のロックバンド・MONGOL800の代表曲「小さな恋のうた」をベースに、バンド活動に賭ける若者たちの姿を描く青春群像劇。企画・プロデュースは沖縄出身でMONGOL800の映像作品も手掛ける山城竹識。脚本は『つみきのいえ』(08)の平田研也。監督は『羊と鋼の森』(18)『雪の華』(19)の橋本光二郎。キャストは主人公の真栄城亮多役にボーカルダンスユニットM!lkでも活躍中の佐野勇斗、亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎役に森永悠希。亮多の背中を押す発端となる譜久村舞役に山田杏奈。舞の兄で亮多の親友である譜久村慎司役に今作で俳優デビューとなる眞栄田郷敦。眞栄田は、千葉真一を父に、新田真剣佑を兄に持つ新鋭。バンド仲間でベース担当の新里大輝役に鈴木仁、米軍基地に住むリサ役に米サンフランシスコ出身のトミコクレア、そして彼らを応援するライブハウスの店長にロックミュージシャンとしても活躍する世良公則、他に金山一彦、佐藤貢三、中島ひろ子、清水美沙らが共演。撮影にあたっては半年間バンド練習を重ね、10月から11月にかけて沖縄でロケした。監督・キャストのコメントは次のとおり。

橋本光二郎監督 この映画はバンドもの。この6人のメンバーと世良公則さんに力をお借りして、なぜ人は歌うのか、どの様な思いを込めて歌うのかをテーマに映画を作りました。彼らの力を得て、自分が思った以上の作品が出来上がったと思いますので、多くの方に届けばいいなと思っています。

佐野勇斗 クランクイン前に半年間の練習があったからこそ、6人のバンドメンバーの絆も深まりましたし、バンド感というものが映画にも表れたんじゃないかと思います。実のある半年間の練習でした。

森永悠希 素敵な映画に仕上がったと思います。メンバーの中では最年長で、みんなが(バンドマンとして)成長していく中でおじさんも頑張りました。

鈴木仁 もともと音楽は未経験で楽器に触るのは今回が初めてでした。合同練習では個人で出来なかった部分も皆と合わせられるようになり、バンドの力は素晴らしいと感じました。

山田杏奈 私もギターは初めて触るところからのスタートでしたが、皆が切磋琢磨しながら上達し、森永さんが引っ張ってくれ、演奏しながら目が合うと楽しかったです。

眞栄田郷敦 デビュー作で素晴らしい作品に出演し感謝しています。監督はじめスタッフ・キャストも皆あたたかく本当に環境に恵まれましたが、今後も初心を大事にやっていきます。

世良公則 映画を超えて彼らのバンドで育った音楽が、MONGOL800も見てこのバンドにやってしまうと思うくらい彼らの曲になっていると思います。最高のバンドです。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。