世界的アスリートカメラマンの絶景スキー番組、WOWOW「平出和也のSKI TUNE!」1月スタート
2019年12月06日
WOWOW「平出和也のSKI TUNE!」
平出和也氏
WOWOWは、世界的なアスリートカメラマン平出和也氏による、圧倒的な大自然の絶景とスキーパフォーマンス映像を伝える海外スキー番組「平出和也のSKI TUNE!」(全6話)を、2020年1月5日(日)より放送する。WOWOWプライムで、毎週日曜午前11時スタート※第1話無料放送。初回放送に先立ち、6日、WOWOW放送センター(東京・辰巳)で第1話完成披露試写会を開催し、平出氏が番組の見どころなどを語った。
大自然の絶景のなかをダイナミックに滑走していくヘリスキーや氷河スキー。番組では、そんな海外スキーならではの滑走シーンを、4K HDRカメラで撮影した。ひとまずは2Kでの放送となるが、来年12月に開始するWOWOWのBS4K放送を視野に入れて制作を行った。
会の冒頭挨拶したプロデューサーの大村英治氏(WOWOWエンタテインメント取締役副社長)は「4K HDRは非常にグレーディングなど大変で、制作をギリギリまでやっていた」と話し、試写ではいち早く第1話の4K HDR版(15分30秒)が披露された。
携帯型カメラなどを駆使し、スキーヤーと並んで滑走しながら撮影を行ったのは、アスリートカメラマンとして活躍する平出和也氏。世界的なクライマーとして知られ、登山界のアカデミー賞といわれる「ピオレドール賞」を2度受賞し、「植村直己冒険賞」なども受賞。山岳カメラマンとしても、ドローン、ステディカムなど最新機器を操るエキスパートだ。雄大なスケールの大自然を堪能できる海外スキーの魅力を、平出氏による感動の映像の数々で伝える。
平出氏は、3000メートル級の山々が雪の世界を織り成すニュージーランドへ。ヘリコプターでいきなり標高2000メートルの地点に降り立ち、新雪の斜面を滑るヘリスキーや、大自然の中をロング滑走するタスマン氷河でのスキーなど、最高峰マウントクックを望みながら滑るスキーヤーたちの映像は壮観。試写に同席した平出氏は、4K HDRの映像美について「映像を通してニュージーランドへまた連れて行ってもらったと感じるくらい、忠実に綺麗な世界を映し出している」と評価し、「ぜひ自分の足でその場所に行ってほしい。そのきっかけになる良い番組」と話した。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。