スギちゃん、再びR‐1の舞台へ!「芸歴18年の集大成見せてやるぜぃ」
2012年11月12日
ピン芸日本一決定戦「R‐1ぐらんぷり」の2013年大会の開催発表会見が12日、都内で行われ、今年準優勝したのをきっかけに一躍大ブレイクしたスギちゃんが、来年も参戦を予定していることがわかった。会見には出席しなかったが、「(持ちネタの)ワイルドだけじゃなく、芸歴18年の集大成を見せてやるぜぇ」とメッセージを寄せた。ワイルド芸封印も匂わせつつ、悲願の優勝を目指し、スギちゃんが再びR‐1の舞台に立つ。
今年の大会で、スギちゃんをしのいで優勝したCOWCOW多田健二は、この日の会見にディフェンディングチャンピオンとして出席。スギちゃんがブレイクしていく様を「ただただ悔しい思いで見てました」と苦笑い。一方で「スギちゃんは僕が優勝してるのにもらい泣きしてくれたぐらい良いヤツ」と言い、「R‐1も流行語大賞も頑張ってほしい」とエールを送った。自身はR‐1の2013年大会には「出ないです」と出場しないことを明かした。
会見にはほか、2013年大会に出場を予定する8人が登場。かつて世界のナベアツとして決勝進出経験がある実力者、桂三度は「R‐1の“R”は落語の“R”。面白い“R”をやりたい」と落語家としての挑戦に向け気合い十分。また、今回から名古屋と福岡でも予選が行われるとあって、AKB48の姉妹グループで福岡・博多を拠点に活動するHKT48から中西智代梨が出場することになり「アイドルだから…という目線で見られるのがすごく嫌。この場に立っている以上、芸人としてやらせていただく」と勇んだ。
第11回目を迎えた「R‐1ぐらんぷり」。優勝賞金500万円をかけた、一人話芸の強者たちの戦いが、また始まる。例年通りプロアマ問わず出場可能で、ひとりでしゃべる芸ならネタはなんでもOK。この日からエントリーが始まった。3回戦までの予選、準決勝を経て、来年2月に行われる決勝の模様は、関西テレビ・フジテレビ系で全国に向け生放送される。山崎邦正がPR大使を任された。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。