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レポート:第8回エンターテインメント・エキスポ香港

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レポート:第8回エンターテインメント・エキスポ香港

2012年04月23日

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MEDIA ASIAのプレゼンテーション

 19日16時からホール1で、香港の製作会社メディア・アジアのプレゼンテーションが開催され、「第36回香港国際映画祭」のオープニングを飾った新作「春嬌與志明/Love In The Buff(英題)」のパン・ホーチョン監督、主演したショーン・ユーミニ・ヤン、「車手/Motorway(英題)」のソイ・チェン監督、出演したショーン・ユージョシー・ホーウィルフレッド・ラウ、「血滴子/The Guillotines(英題)」製作のピーター・チャンアンドリュー・ラウ監督、ショーン・ユー、「富春山居圖/Switch(英題)」に出演したアンディ・ラウチャン・ジンチューら、「盲探/Blind Detective(英題)」のアンディ・ラウサミー・チェンら監督、人気スターが登壇し、作品の見どころなどを語った。

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ショーン・ユー、ミニ・ヤン、パン・ホーチョン監督

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ショーン・ユー、ソイ・チェン監督、ジョシー・ホー、ウィルフレッド・ラウ

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アンドリュー・ラウ監督、ピーター・チャン、出演作が続くショーン・ユー

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アンディ・ラウ、チャン・ジンチューら

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アンディ・ラウ、サミー・チェン

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新作の完成と大ヒットを祈念して



AFAに高井英幸ユニジャパン理事長が出席

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 同日夜には、アジアの映画が一堂に会する「第6回アジア・フィルム・アワード」(AFA)授賞式が行われ、冒頭に、中国映画人協会、中国映画基金、香港国際映画祭などによる東日本大震災義援金活動に対する感謝状を、ユニジャパン理事長の高井英幸氏、東京国際映画祭(TIFF)チェアマンの依田巽氏が贈呈。授賞式出席者からあたたかい拍手が送られた。

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 昨年の東日本大震災直後の第35回香港国際映画祭では、香港・中国をはじめとする多くのアジアの映画人から日本に対する沢山の応援を受けた。これらの大きなエールを受け、TIFFは『人に夢と希望、勇気を与える映画ができること』『映画祭にできること』を真摯に考え、〝信じよう。映画の力。〟をスローガンに、『TIFF ARIGATO プロジェクト』を展開、被災地での映画上映会支援などを行った。
 また、昨年のAFA授賞式で集められた募金50万人民元が、昨年10月20日に日本赤十字社を通じて寄付され、TIFFでは、これらの支援活動や応援のメッセージに対し、震災から1年後のAFA授賞式で、アジアの映画人に対して感謝状を贈呈し感謝の意を表したもの。

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 依田チェアマンは、「皆様から頂いた沢山の応援に励まされ、私たち映画界は震災に屈することなく共に助け合い、未来に向かって活動している。私たちは、人と社会を明るく元気にする素晴らしい映画を多数集め、皆様に届けることが映画業界の復旧・復興、ひいては日本の復興への貢献となることを信じている。皆様の温かいご支援ご協力に心から感謝の意を表したい」と挨拶。

 中国映画基金の李前寛チェアマンは、「このたび中国映画人の支援に対する感謝状を頂き、大変嬉しく思う。東日本大震災は世界が経験したことの無い悲しい出来事だったが、東京国際映画祭が試練に負けず困難に立ち向かう姿に心から感動している。皆さま方の努力が日本と日本の皆さまの復興につながるものと信じている」とコメントを寄せた。

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 同アワードでは今年、11の国と地域から32タイトルがノミネートされ、本年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞したイラン映画「別離」が、最優秀の作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞の4冠を獲得。主演女優賞でノミネートされていたレイラ・ハタミが来訪出来なかったアスガー・ファルハディ監督にかわり登壇し、賞賛の拍手を浴びた。
 日本勢は無冠に終わったが、オダギリジョー香里奈がゲストとしてプレゼンターを務め、GACKTがパフォーマンスを披露した。

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観客(が選ぶ好きな男優)賞に選ばれた香港のアンディ・ラウ(写真左)と、同(が選ぶ好きな女優)賞に選ばれ歓びを爆発させたユージーン・ドミンゴ(右)。

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「The Flowers of War」で新人賞を受賞した中国のニイ・ニイ(左)、「桃姐」で主演女優賞を受賞したデニー・イップ(右)

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(左)香港のカレン・モクオダギリジョー、「Lovely Man」で主演男優賞を受賞したインドネシアのドニー・ダマラ。(右)プレゼンターを務めた香里奈。

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香港のアン・ホイ監督が「ライフタイム・アチーブメント賞」を受賞し、スタンディング・オベーションを受け、その功績を称えられた。

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「別離」のアスガー・ファルハディ監督の代理も務めた女優レイラ・ハタミ




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