デビュー3年目の演歌歌手・三山ひろしが3日、東京・台東区の三島神社で3枚目のシングル「ダンチョネ港町」(クラウン・2日発売)のヒット祈願を行った。“3”にちなんだ日程と場所で、新曲など全3曲を熱唱した。
信念も「明るく、楽しく、元気よく」の3つだという高知出身の30歳。“ビタミン・ボイス”と称される温かく澄んだ歌声で、09年発売したデビューシングル「人恋酒場」は売上10万枚超のヒットになった。
新曲「ダンチョネ港町」は、前2作とは打って変わってマイナー調のナンバー。「男の悲哀が込められた歌です」とアピール。サビの印象的なフレーズ「ダンチョネ~♪」で、集まったファンを喜ばせた。
2月にはカバーアルバム「歌い継ぐ!昭和の流行歌II」も発売したばかり。歌手人生初というヒット祈願を終え「年末に良いことがあるんじゃないかな」と念願の紅白出場を夢見ていた。