●主演の田中律子「子育ての葛藤に共感」
/ファミリー劇場“母の日”オリジナルドラマ
2009年04月07日
母の日を中心に放送する特別プログラム「ファミリー劇場Presents 母の日特集2009」の目玉となるドラマ。離婚して子育てや仕事に悩む母親とその母、そして娘の3世代に渡る母と娘の絆を描く「ちょっと複雑な女性同士のドラマ」(田中)で、田中は主人公の母親とその母の若かりし頃の2役を演じた。
会見で田中は、自身も働くママとして「(主人公に)子育ての葛藤に共感する。子育てしているとぶちあたる壁だと思う」と話した。「でも私は子育てしながら仕事ができた。支えてくれる人がまわりにいたし。恵まれていたかな」とも。2役を演じて「(主人公の)理沙子の時は今どきな感じのセリフ回し。(主人公の)お母さんの時は艶っぽく演じるように努力した」と苦労を語り、そのあたりも見どころとなっている。
「実生活の母の日は?」という質問に一転ママの顔になった田中。「娘が学校で絵を描いてきてくれたりする」と笑顔で振り返り、理想は「お父さんがご飯を作ってくれたり、いつもお母さんがやっていることを家族のみんながやってくれるといいな」と話した。田中自身も毎年母に花を贈っているそうだ。
このファミリー劇場の「母の日特集」では、他に映画「日本一短い『母』への手紙」、映画「精霊流し」、ドラマ「菊次郎とさき」(全10話)が放送される。 (09.04.07)
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。