女優・若村麻由美が26日、テレビ朝日系のドラマ「あの海を忘れない ~若年性アルツハイマー病を支えて」(2月6日14時)を都内でPRした。ドラマで綾野剛演じる青年の恋人役。「初めて年下の恋人を持つ役をやりました。ラブストーリー自体、あまりやってきていないのにこの歳(44)になって…。ドキドキでした」と照れ笑いを浮かべた。
若村と綾野は、劇中で12歳差ながら結婚を誓いあう設定。若村は「(綾野の)お母さんに見えないように頑張ろうと思いましたね」。ちょうどこの日が綾野の29歳のバースデー。若村は、現実では15歳差の“年下彼氏”をお祝いした。
「あの海を忘れない」は、文芸社から出版された書籍を映像化する毎年恒例のスペシャルドラマ第10弾。今年は、山本陽子氏の「さいはてたい」が原作。
古着屋を営む41歳独身女性(若村)と恋人の若手ミュージシャン(綾野)が歳の差を乗り越え結婚を決意するも、ミュージシャンの母が若年性アルツハイマー病を発症していることが明らかになって――。
アルツハイマー病患者という難しい役を演じたのは萬田久子。「病気は決して他人事ではないんですよね。考えさせられました」と感慨深げに話していた。