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「M‐1グランプリ」10年目で幕 “ラストイヤー”決勝に笑い飯ら8組

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「M‐1グランプリ」10年目で幕 “ラストイヤー”決勝に笑い飯ら8組

2010年12月13日

 年末恒例の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」が、10年目となる今年の開催を持ってその幕を下ろすことになった。12日、主催の吉本興業と放送局の大阪・朝日放送が記者発表した。また東京・両国国技館で行われた準決勝の結果、“M-1ラストイヤー”の決勝には、笑い飯、ナイツら8組の進出が決定した。

 準決勝後に両国国技館で会見した、よしもとクリエイブ・エージェンシーの水谷暢宏代表取締役社長は「漫才を全国に広めるという当初の目標を達成でき、次のステップに進む時期とみて、発展的に解消することになった」と説明。朝日放送の田中俊行制作局長は「新たなイベントを生み出すべく検討していきたい」と話した。

 大会委員長の島田紳助は「沢山の後輩が育ち、漫才を目指す若者が増え、漫才のレベルも上がりました。私の中でほんの少し漫才に恩返しできた気持ちです。最後のM-1で、また一組スターが産まれることを心より願っています」とメッセージを寄せた。

 2001年にスタートした「M-1グランプリ」。結成10年以内の若手漫才師をプロ・アマ、所属事務所を問わず集め、純粋にその年の日本一を決定してきた。初代チャンピオン・中川家から昨年優勝のパンクブーブーまで過去に9組の王者を輩出してきた。

 10年目となる今年は、過去最多4835組が参戦。12日の準決勝は、初めて東西合同で行われ、両国国技館で24組が激突。多数のお笑いファンが駆けつけた。

 「M-1」最後のファイナリスト8組は、カナリア、ジャルジャル、スリムクラブ、銀シャリ、ナイツ、笑い飯、ハライチ、ピース(決勝ネタ順)。笑い飯は9年連続、ナイツは3年連続、ハライチは2年連続の決勝進出。他5組は初めて決勝に進んだ。この8組に、敗者復活を勝ち上がった1組を加えた9組で、最後の「M-1」王者の座が争われる。

 結成10年目で元々ラストチャンスだった笑い飯も「M-1」終了に感慨深げで、西田幸治は「貴重な“レギュラー番組”が終わってしまう。なんとか最後に優勝したい」と有終の美を誓った。ナイツの塙宣之は「終わってしまうのは寂しいけれど感謝している。浅草漫才協会の師匠方に良い報告ができれば」と意気込んだ。

 「M-1グランプリ2010」決勝は、朝日放送・テレビ朝日系で12月26日夜6時30分より生中継。敗者復活戦の模様も、夕方4時より放送。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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