特集:「第23回東京国際映画祭」
2010年10月26日
「第23回東京国際映画祭」 2010年10月23日~10月30日に都内で開催される、「第23回東京国際映画祭」。当ページでは、期間内に開催される様々なイベント、記者会見、セミナーやフォーラムの様子を、随時更新していきます。
10月23日
オープニングイベント
第23回東京国際映画祭が23日開幕した。オープニング当日は、メイン会場の六本木ヒルズで華やかにセレモニーが行われた。
恒例となったグリーンカーペットには、映画祭大使の木村佳乃、グリーン・アンバサダーの杏を皮切りに、新藤兼人監督(『一枚のはがき』)、ギャレット・ヘドランド(『トロン:レガシー』)、カトリーヌ・ドヌーヴ(『しあわせの雨傘』)、ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)ら豪華ゲスト333人が次々と登場。沿道・アリーナに詰めかけた3200人のファンからは大きな歓声が沸き起こった。
(左:映画祭大使の木村佳乃、グリーン・アンバサダーの杏/右:「チェブラーシカ」の大橋のぞみ、松浦愛弓)
(左:「白夜行」の堀北真希、高良健吾、船越英一郎/右:「怪盗グルーの月泥棒」の笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、クリス・メレダンドリP)
(左:オペラ歌手のポール・ポッツ/右:「トロン:レガシー」のギャレット・ヘドランド、オリヴィア・ワイルド、ショーン・ベイリーP)
(左:「海炭市叙景」の熊切和嘉監督、谷村美月、南果歩、三浦誠己、菅原和博P/右:コンペ審査委員のニール・ジョーダン、ジュディ・オング、ドメニコ・プロカッチ、ホ・ジノ、根岸吉太郎)
(左:「しあわせの雨傘」のカトリーヌ・ドヌーヴ/右:「シュレック フォーエバー」の藤原紀香)
グリーンカーペット終了後には、TOHOシネマズ六本木ヒルズに会場を移し、オープニングセレモニーが行われた。はじめに登壇した依田巽チェアマンは、「今年は(ホップ、ステップ、ジャンプの)ジャンプの年。誰でも参加できる映画祭であり、誰でも楽しめる映画祭が開幕します」と挨拶した。
また、オープニング作品「ソーシャル・ネットワーク」の主演ジェシー・アイゼンバーグと、脚本家のアーロン・ソーキンも登場(右写真)。ジェシーが「最初のシーンは台本が9ページもあって、99テイク目でやっとOKが出たんだ。だから絶対に見逃さないでほしい」と述べると、アーロンが「ジェシーの演技がNGだったんじゃなくて、(デヴィッド・フィンチャー)監督が完璧主義者なんだよ。でも、脚本家としてはそこまでこだわわってもらえることを嬉しく思う」と語った。
同映画祭は10月31日(日)まで開催。76の国と地域から応募のあった832作品から選ばれたコンペティション部門15作品をはじめ、約200作品が期間中に上映される。