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東宝「雷桜」、“大事に育ててきた子供のよう”と蒼井優感極まって涙

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東宝「雷桜」、“大事に育ててきた子供のよう”と蒼井優感極まって涙

2010年10月23日

   

「雷桜」1.jpg


 
 東宝配給「雷桜」の初日舞台挨拶が22日(金)、東京のTOHOシネマズ スカラ座で行われ、主演の岡田将生、蒼井優、廣木隆一監督、アーティストの舞花が登壇した。

 観客の歓声の中、挨拶で開口一番、岡田が「昨日、『新・食べず嫌い王決定戦』(フジTV『とんねるずのみなさんのおかげでした』)に蒼井さんと出て、石橋さんに言われたことを、今日は言おうと思っていました―“らいお~!”」といきなり奇声を発すると、蒼井は「やっと公開されるということで緊張していて、何を言おうか考えていたのですが、今の岡田くんのひと言(“らいお~!”)で全部飛んでしまいました」と返すと、会場は笑いに包まれた。

 二人は、撮影の3ヵ月前から共に乗馬の練習に励んだことで、コミュニケーションが取れ、気心が知れたいい関係で撮影に臨めたことを明かし、「二人のナチュラルな芝居に助けられた」と廣木監督も絶賛。 蒼井は、「19歳の時に原作に出会ってから6年間、いろんな方が映画化を試みているのを見てきましたが、まさか自分が演じるとは思ってもみなかったし、映画化されてようやくほっと出来ました。ただ同時に、これから自分たちの手から離れていく寂しさもあります」と複雑な心境を語るほど、この原作に惚れ込んでいた様子。

 岡田は「どの時代の人でも人を愛する感情は変わらないと思った」とし、蒼井も「普遍的なテーマだと思う」と述べ、廣木監督は、「誰かを愛するという基本的な感情は、現代も昔も変わらないと思うので、時代を意識せずに演じてもらった」とした。3人とも初めてだった「時代劇」ということを意識せず取り組んだという。

 MCから作品に因み、「恋した人を手に入れるために、全てを捨てられるか?」との問いには、岡田は「出来ないかな…今回の役では出来ると思った。いや、自分も出来ます」とうろたえ、蒼井は「この作品を見終わった後は出来ると思いましたが、今はムズカシイかも…」と答えを濁していると、廣木監督は「ボクは全てを捨てられる」(笑)と宣言。続いて、本作の主題歌「心」を歌う舞花が登壇、「心」を熱唱し会場全体を魅了した。

 最後に、廣木監督が「皆さんに見てもらって映画は完成します。この作品も“雷桜”のようにどんどん大きくなっていって欲しい。撮影は本当に大変だったと思うので、二人には本当に感謝したい」と二人を労うと、岡田は「この作品に関われたことを今とても良かったと実感しています。二人のラブストーリーを是非皆さんの心に届けられたらと思います」とし、蒼井は「やっと本当に公開されるんだと急に実感が沸いてきました。大事に育ててきた子供のような作品なので、どうか大切にして頂けたらと思います。宜しくお願いします」と述べると、感極まって涙。岡田がやさしく慰め、最後まで仲の良さを印象付けた。



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