俳優・草刈正雄が27日、スパイ映画“ジェイソン・ボーン”シリーズの魅力を都内でアピールした。マット・デイモン主演の大ヒットシリーズ3部作が、CS放送「ザ・シネマ」で11月に一挙放送されることになり、スパイ映画に詳しい草刈が案内役に。「リアルな緊張感にスピード感。アクションもすごいんだ」と絶賛した。
「ボーン・アイデンティティー」「~スプレマシー」「~アルティメイタム」の同シリーズ3部作が一挙放送されるのは、地上波とCSベーシックチャンネルでは初めて。そのクオリティには、小学生の頃から「007」シリーズなど多数のスパイ映画を見て育った草刈も唸るばかり。「このスパイは本当にいるんじゃないかと思っちゃうよね」と興奮気味に話した。
子どもの頃はスパイになるのが夢だったという草刈。役者としてハードボイルド作品に多数出演し、映画「0093 女王陛下の草刈正雄」ではスパイ役で主演。「今からスパイになれたら?(自分の)子ども2人のスパイをしたいな。思春期で何を考えてるのかわかんないから」と笑わせていた。
“ジェイソン・ボーン”シリーズ3部作は、ザ・シネマで11月6日18時45分ほか一挙放送。これを含め、11月2日~6日に5夜連続でスパイ映画全15作品を回顧。草刈は特別番組「映画が描くスパイの世界~世界の諜報機関~」(11月2日20時30分ほか)でスパイ映画の名作を紹介する。