フジテレビは4月期の金9ドラマとして、篠原涼子×バカリズムのW主演で届ける「イップス」の放送を決定した。4月12日(金)スタート。毎週金曜日21時放送。初回は15分拡大(21時~22時13分)。
イップスとは、心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。
本作は小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。
完全オリジナルストーリーとなる本作は「古畑任三郎」(1994年ほか、フジテレビ系)などをほうふつとさせる倒叙式の構成となっており、多彩な顔ぶれとなる犯人には毎話豪華ゲストが登場する予定だ。
そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画『ウェディング・ハイ』(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。初共演の絶不調コンビがどのような活躍を見せるのか!? 注目だ。
▼篠原涼子さん「久しぶりのフジテレビドラマで緊張しているのですが、スタッフやキャストの皆さま、そしてバディとなるバカリズムさんの力をお借りしながら頑張りたいです。原作のないオリジナル作品で結末がまったくわからないので、私自身も物語を楽しみながら演じていきたいです」。
▼バカリズムさん「筧監督も脚本のオークラさんも昔から知っている方々。信用できますし撮影が楽しくなりそうです。篠原さんともご一緒したことはあるのですが、お会いするのは初めてなので緊張しています…。僕の役柄はネタバレになるので多くは言えませんが…ちょっとクセのある警察官です。篠原さんも自分も2人ともややこしい性格の役柄です(笑)」。
▼脚本=オークラ(「となりのナースエイド」、「ドラゴン桜 第2シリーズ」、「素敵な選TAXI」他)、森ハヤシ(「チャンネルはそのまま!」、「ダマせない男」他)。プロデュース=宮﨑 暖(「#who am I」「元彼の遺言状」他)。プロデューサー=熊谷理恵(大映テレビ)(「ミステリと言う勿れ」「来世ではちゃんとします」他)。演出=筧昌也(「素敵な選TAXI」、「ロス:タイム:ライフ」他)。制作著作=フジテレビ。