フジテレビ4月期の月9ドラマは、広瀬アリス主演のラブストーリー「366日」を放送する。かなわぬ恋を歌ったHYの名曲『366日』をモチーフにしたオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。
主演を務める広瀬は、今作でゴールデン帯連続ドラマ初主演、かつ月9ドラマ初主演。
脚本は、「最愛」(21年/TBS系)、「リバーサルオーケストラ」(23年/日本テレビ系)、連続テレビ小説「エール」(20年/NHK)などの清水友佳子。
メガホンを取るのは「義母と娘のブルース」シリーズ(18年・20年ほか/TBS系)、「JIN‐仁‐」シリーズ(09年・11年/TBS系)、「ROOKIES」シリーズ(08年・09年/TBS系ほか)をはじめ、名作ドラマ、映画を数多く手がけてきた大ヒットメーカー平川雄一朗。平川がフジテレビ作品の演出を手掛けるのは今作が初。また、平川と清水は初タッグ。
プロデュースを務めるのは、「スタンドUPスタート」(23年)、「知ってるワイフ」や「推しの王子様」(共に21年)などを手がけた狩野雄太。広瀬とは「知ってるワイフ」で作品を共にしている。
音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(広瀬アリス)が高校の同窓会で、当時ひそかに思いを寄せていた水野遥斗と再会、実は両思いだったことを知り交際することに。だが、ある日、彼は予期せぬ悲劇に襲われ意識不明の重体になってしまう。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。今作で広瀬は12年前の高校時代と現代という異なる時間軸を演じ分ける。
HYの『366日』は、2008年にリリースされたアルバム『HeartY』の収録曲で、女性ボーカル・仲宗根泉が作詞・作曲を担当した楽曲。かなわない恋を歌った切ない失恋ソングとして、発売から16年がたった今もなお色あせることなく、世代を越えて多くの人の心を掴んでいる。
▼広瀬アリスさんコメント
「まさか、自分の役者人生で月9の主演を務めさせて頂く事になるとは、と心がざわついております。小さい頃から、"月9"というのは私の中では特別な枠です。これまでたくさんの素晴らしい方々がつないできた、月9という枠を次につなげられるよう、しっかり努めたいと思います。と言いつつ、考えすぎると私の場合、何も良いことないどころか空回りするので(笑)。いつも通り、役に真摯に向き合いたいです」。
▼演出=平川雄一朗。脚本=清水友佳子。主題歌=『366日』HY。プロデュース=狩野雄太。制作協力=AOI Pro.。制作・著作=フジテレビ。