●布袋寅泰、ロックなファッションのこだわり披露
/イベント「劇的3時間SHOW」ゲストで登場
2009年10月08日
ロック歌手の布袋寅泰が7日、都内で連夜開催中のトークイベント「劇的3時間SHOW」のスタイリスト・高橋靖子さんの回に特別ゲストとして登場。“ロックな”ファッション談義に花を咲かせ、こだわりを披露した。
布袋は「最近はスーツを着ることが多いんです。スーツってあまりロックじゃないようでいて、逆にロックを感じるんですよ。カッコよく着こなしてるサラリーマンを見るたびに負けないぞって思っていますよ」と語った。
また「音だけじゃなくて、衣装や視覚できるものも含めてがロックなんだと思いますね」と、自分の音楽にファッションがいかに大切かを強調。「ライブは自分だけじゃなくて、色んなスタッフがぶつかり合ってできているんですよね。だから、衣装もより華やかに見えるようにパフォーマンスしたいと思っています」と笑顔で話していた。
高橋靖子さんは、若くして海外に進出し、デヴィッド・ボウイやマーク・ボランといった世界的ロックスターのスタイリストを務めてきたほか、国内外の数々のスターを担当してきた日本のスタイリストの草分け的存在。現在も第一線で活躍し続け、多数のアーティストから“やっこさん”の愛称で慕われている。96年のデヴィッド・ボウイ来日公演で、布袋がオープニング・アクトを務めたことをきっかけに2人は親交を深めるようになり、昨年、奈良・東大寺で行った布袋のライブでは、衣装を高橋さんが手がけた。
この日の高橋さんのトークイベントでは、前半にはゲストにCMディレクターの中島信也さんが登場し、2人がこれまでに一緒に手懸けたCMなどを振り返った。そして後半に布袋が登場して、「ファッション」と「ミュージック」の親和性やモノ作りに対する考え方などを、熱く語りあう内容となった。
「劇的3時間SHOW」は、日本製コンテンツを世界にアピールする「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」のオリジナルイベントのひとつで、映像や音楽、広告などの分野で活躍する日本人クリエイター10人が、それぞれ3時間を自由に語り尽くすというトークイベント。今年で3回目の開催。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。