●大沢たかお、24年ぶり“違いがわかる男”に
/ネスカフェ新CM発表
2010年02月24日
俳優の大沢たかおが、24年ぶりに復活するネスカフェのCM“違いがわかる男”に出演することになった。24日、東京・築地本願寺で「ネスカフェ ゴールドブレンド」新CM発表会が行われ、「僕の中では遠藤周作さんのイメージ。こんな小僧が出ていいのかどうか戸惑った」と謙虚に話した。
“違いがわかる男”といえば、かつて日本を代表する文化人らが登場して注目されたCM。でも「僕は僕なので。今までの人は意識しなかった」と、“違い”を見せた。
以前の“違いがわかる男”シリーズは、1970年から1986年まで続き、映画監督の松山善三さん、音楽家の黛敏郎さん、ファッションデザイナーのやまもと寛斎さんら各界の著名人が登場。1986年には俳優の高倉健も出演した。その後は、“上質を知る人”や“違いを楽しむ人”シリーズが展開されてきた。
CMは、昨年に続き大沢が出演する朗読活劇“一期一会”「義経」を題材となり、その「稽古編」と「本番編」の2バージョンを制作。CM発表に合わせて、同作の製作発表も行われ、大沢は「自分でも想像がつかないようなエンターテイメントになったらいいなと(昨年)始めた。昨年とはまた違った形になれば」と、朗読と演劇との未知なる融合に意気込んだ。
「ネスカフェ
ゴールドブレンド」の新CMは3月1日放送開始。朗読活劇“一期一会”「義経」は、築地本願寺で5月22・23日、奈良・薬師寺で6月5・6日に公演。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。