「福山雅治のオールナイトニッポン」23年の歴史に幕、生放送後外で待つリスナー3000人に挨拶
2015年03月29日
シンガーソングライター・俳優、福山雅治がパーソナリティを務めるラジオ番組「福山雅治のオールナイトニッポン サタデースペシャル“魂のラジオ”」(ニッポン放送、土曜午後11時30分~深夜1時)が28日の生放送(第783回)をもって終了。足かけ23年の歴史に幕を下ろした。
福山は生放送終了後、ニッポン放送本社前(東京・有楽町)で最終回を見守っていた約3000人のリスナーの前に登場。拡声器を持ち第一声「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ「23年間応援してくれてありがとうございます。(デビュー)25年目を迎えましたけど、おごることなく、これからも戻ってきてくださいと言われるように頑張っていきたいとあらためて思いました。本当に長い間ありがとうございました」と挨拶。「ましゃ、23年間お疲れ様」「ありがとう」とリスナーから労いの言葉が飛び交う中、最後は「寒いので気を付けて帰って下さい。お疲れ様でした!」と放送前から長時間待ち続けてくれたリスナーの体を気遣い、車に乗り込んでニッポン放送をあとにした。
番組は1992年1月「福山雅治のオールナイトニッポン」(木曜2部・深夜3時)としてスタート。その後、曜日や時間を変えながら放送し、98年3月に一旦終了。2年後の00年3月に「福山雅治のオールナイトニッポン サタデースペシャル“魂のラジオ”」として復活、15年3月28日の放送をもって終了した。01年に「平成13年 日本民間放送連盟賞 番組部門 ラジオ生ワイド 優秀」受賞。02年に「第40回ギャラクシー賞 ラジオ部門 奨励賞」を受賞している。
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生放送終了後、午前1時30分ごろニッポン放送玄関前で挨拶 |
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最終回放送中のスタジオの様子 |
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。