閲覧中のページ:トップ > 文化通信バラエティ > 平池記者の「競馬ときどき映画」 >

キアヌ再ブレイクなるか?『ジョン・ウィック』 (vol.255)

平池記者の「競馬ときどき映画」

最新記事

キアヌ再ブレイクなるか?『ジョン・ウィック』 (vol.255)

2015年03月20日

つい最近「都内に出没!」というネタで話題になったハリウッド俳優のキアヌ・リーブス。飾らないイメージが人々の好感にも繋がっていますね。一人ぼっちでいる姿がフィギュア化されるなど、他のスターとはひと味違った側面がニュース(?)になることが多い今日この頃。

一方で、本業の映画については正直あまり話題になりません。近年では『47RONIN』がありますが、超大作にも拘わらず興行成績は世界的にサッパリ(個人的にはけっこう好きですが)。監督デビュー作『ファイティング・タイガー』もひっそりと劇場公開されたものの、知る人は多くないでしょう。

やはり代表作と言えば90年代後半~00年代前半に大ヒットした『マトリックス』シリーズまで遡らないといけません。もう10年以上前です。そしてブレイクした『スピード』だと20年以上も前です。そろそろ新たな代表作が欲しいところでしょう。

そんな中、日本でこの秋公開される主演作が『ジョン・ウィック』です。全米では昨年秋に公開されまずまず(興収4千万ドルちょい)の結果となり、続編の製作も噂されています。国内の配給会社であるポニーキャニオンはこの作品を今年の勝負作に位置づけているほど。

内容は、スタイリッシュなリベンジアクションといった感じでしょうか。英語の予告編はユーチューブにあがっているのでぜひご覧ください。配給担当者さん曰く「久々にキアヌがキレのあるアクションを披露している」とのこと。トム・クルーズ主演の『アウトロー』っぽいとも話されていたので、なかなか骨太な作品の印象です。心強いのは、アメリカで最も著名な映評サイト「ロッテントマト」で、評論家、一般客の双方から80%以上の評価を得ている点。この手のアクション映画としては珍しい高評価のような気がします。『47RONIN』は評論家から15%の評価ですから…。

全国150館ほどで公開されるそうなので、気になった方はぜひ近くの劇場まで足を運んでください。ようやくキアヌの本領を見られそうですよ!


さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週は阪神大賞典です。菊花賞馬トーホウジャッカルの回避で一気に盛り下がってしまいましたが、取捨の難しい馬だったので、馬券的にはくみしやすくなったはず。本命はスズカデヴィアスとします。ゴールドシップは人気するのにポカがあるのであまりにリスキー。その点、スズカは最近非常に安定感が出てきました。このメンバーなら、大逃げが予想されるメイショウカドマツを追ってポツン2番手ではないでしょうか。直線で粘るカドマツを捕らえ、そのまま後続を振り切る算段です。

 

平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

関連記事

過去のタイトル一覧

2024年

1月

2023年

1月

2022年

1月

2021年

1月

2020年

1月

2019年

1月

2018年

1月

2017年

1月

2016年

1月│ 3月│ 6月│ 7月│ 12月

2015年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 10月│ 11月

2014年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2013年

4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月