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アグネスデジタル×ラグビーボールは黄金配合? (vol.189)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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アグネスデジタル×ラグビーボールは黄金配合? (vol.189)

2014年07月25日

先週の競馬でちょっと話題になったのがモンドクラッセ。函館の3歳未勝利戦のダート1700mを大差で勝ち、しかも古馬の1600万下レベルのタイムだったというから驚きです。

この件について、火曜日の日刊スポーツで、松本記者が面白い話を載せていました。同馬の血統は、父アグネスデジタル、母の父ラグビーボール。この組み合わせは、先日ジャパンダートダービーを勝ったカゼノコと同じのため、「砂(ダート)の黄金配合の予感?」というのです。

まあ、「たった2頭で…」と思わないこともないですが、主流のキングカメハメハ×サンデーサイレンスと違って、めったにお目にかからないマイナー配合ですからね。期待してしまう感じはわかります。

調べてみると、実はこの2頭は親戚。モンドクラッセの母親と、カゼノコの母親が姉妹なのです。カゼノコの母親は、私も好きだった重賞馬のタフネスススター。タフネススターの1つ下の妹が、モンドクラッセの母親であるクッキーキティというわけです。この姉妹のお姉さんには桜花賞5着のグッドラックスターもいて、渋いながらも、もともと優秀な血筋であることがわかります。

アグネスデジタルとラグビーボールというより、アグネスデジタルとこの母系の相性が良いような気もしますが、とりあえず頭に入れておきたい組み合わせ。ただし、ラグビーボールの産駒の繁殖牝馬が今どれだけ存在するのかは不明ですが…。

一方、すっかり「黄金配合=ニックス」として認識されているステイゴールド×メジロマックイーンからは、今週末にアッシュゴールドがデビュー。オルフェーヴル、ドリームジャーニーの全弟として、今年の2歳馬で最注目の存在です。果たして、どんなレースを見せるのでしょうか。



さて、金曜日なので、最後に恒例の競馬予想。今週末は中京記念です。私の本命はブレイズアトレイル。暑い時期と左回りのマイルが得意ということで、ここに照準を定めたローテーションが好感が持てます。休み明けの米子ステークスを+10kgで出走して2着に善戦。叩いた上積みが見込めるでしょう。中京記念では米子ステークス組が強いですし、良い条件が揃ったような気がします。


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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