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痛い!血だらけ全裸!すごいよ『女体銃』 (vol.187)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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痛い!血だらけ全裸!すごいよ『女体銃』 (vol.187)

2014年07月18日

学校が夏休みに入る時期なので、明日は(7月19日)一斉にファミリー映画が公開されます。

スタジオジブリ新作『思い出のマーニー』をはじめ、『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』、『劇場版 仮面ライダー鎧武/烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE』、『プレーンズ2 ファイアー&レスキュー』などがそれ。配給会社にとっては1年で最も激戦区じゃないでしょうか。映画館は子供たちで溢れかえることでしょう。

そんな中、絶対子供連れで観ちゃいけない映画も明日ひっそり公開されます。それが『女体銃 ガン・ウーマン』。新宿バルト9でレイト…ではなく、もっと遅い「ナイト上映」されます。

気合を入れて行かないとなかなか観れない時間帯ですが、この作品はそれだけスタッフ・キャストの「気合」が感じられる内容です。女体銃…すぐに思い浮かぶのは井口昇監督『片腕マシンガール』やロバート・ロドリゲス監督『プラネット・テラーinグラインドハウス』ですが、『女体銃』のヒロインの体に銃は付いていません。もっと衝撃。「体の中から銃を取り出す」のです。痛いってば!!

主演は、『デッド寿司』の女将役で日本1億2000万人を爆笑の渦に巻き込んだ亜紗美さん。今回は一転して非常にシリアスな役で、女優として新たな一面を披露しています。見どころはなんと言ってもクライマックス。体の中から無理やり銃を取り出し、出血多量で死ぬまでに悪党を殺すというトンデモミッションに挑戦。しかもスッポンポンで!! 一瞬だけ全裸が映るとかじゃないですよ。ガチンコで、血だらけ全裸の大暴れ。「すげえよ!」の一言です。

メガホンをとったのは光武蔵人監督。前作の『サムライ・アベンジャー』もかなりイッちゃってる映画でしたが、完成度もインパクトも今回の方が上。シンセサイザーの音楽が使われ、80年代のアクション映画っぽい雰囲気が出ているのも好きな人には嬉しい点でしょう。また、リブート版『キカイダー』や『HK/変態仮面』の田渕景也さんがアクション監督を務めているので、非常に迫力もあります。

今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭では審査員特別賞受賞というお墨付きも与えられた同作。今年観ておくべき1本ですよ。



さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週は函館記念です。良いメンバーが揃って難しい一戦ですが、アスカクリチャンを狙います。徐々に調子が上がっていて、調教の動きも良かったとのこと。体調さえ戻ればG1でだってやれる馬。昨年は函館で行われた札幌記念で2着に入るなど、洋芝適性も高く、ここで復活を遂げると思います。


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。



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