フランス映画『ザ・フィニッシャーズ(英題)』の邦題が『グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子』に決定しました。頑固オヤジと、車イスの息子が、世界最高峰のトライアスロン大会に挑戦するという、感動作のようです。
配給するのはギャガ。同社は2年前に『最強のふたり』を興収17~18億円の大ヒットに導いています。『最強のふたり』は良かったですね…。あの映画を観た後は、冒頭に使われていた曲「September」をしょっちゅう聴いていました。
『最強のふたり』と同様に、今回の『グレート デイズ!』も障がい者とサポートする人が二人三脚で織りなす人間ドラマ。3月にギャガが開催したラインナップ発表会では、宣伝担当の人が「第2の『最強のふたり』にしたい」と意気込んでいた作品です。『最強のふたり』はたしか9月1日に上映がスタートしましたが、『グレート デイズ!』も8月29日と似たような時期に公開日を設定しています。
予告編(英語版)では、息子との関わりを避けている父親が、トライアスロンに一緒に挑戦してほしいと訴える息子と向き合うことで、本来の親子の姿を取り戻していく様子が窺えます。家の中で引きこもっていた息子が、トライアスロンをきっかけに外に出て解放されていく感じは、『最強のふたり』で車イスのフィリップがグライダーに挑戦するシーンを思い出しました。
個人的にも、ギャガが発表したラインナップの中でも特に「観たい」と思った1本。8月末の公開が楽しみです。
さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週はオークス。ハープスターがどんな勝ち方をするかに焦点が当たっていますが、それじゃあ配当的にはつまらない。
というわけで、ブランネージュを推奨します。この時期の牝馬は、操縦性が良いだけでかなりのアドバンテージ。ブランネージュは乗りやすいようで、スタートも抜群。相手なりに走れる安定性があり、シンボリクリスエス産駒なので2400mの距離も心配ありません。近親にハットトリックがいるので、G1級の素質もあると見ます。