えっ!? この映画が日本では未公開なの!?という作品が、最近は特に多くなってきています。直近で驚いたのは『ペイン&ゲイン』。マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演にも関わらず、ビデオストレートでした。
さて、今日ご紹介する映画はホラーの『MAMA』。実は昨年1月に全米で公開され、興収1位のスタートを切った大ヒット作品です。ところが、やはりこの作品も日本では6月にビデオストレート・・・予定だったようですが、急遽劇場公開が決まりました!5月17日から1週間限定で、ユナイテッド・シネマ5劇場で公開されます。
全米では3日間で2800万ドル。最終的には7100万ドルを稼ぎ出しました。全米を除く世界でも7600万ドル。累計では1億4700万ドル(150億円)を計上した、立派な「メジャー」作品です。
製作総指揮は『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ。監督は知らない名前(アンディ・ムスキエティ)でしたが、『ハムナプトラ』のリブート版でメガホンをとる新鋭監督だそうです。そして主演は『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン。こんな有名どころが揃いながら、劇場未公開になりそうだったんですから日本市場も厳しいものです。
さて、その内容ですが、簡単に言えば「何かに取り憑かれた幼い姉妹を預かることになった女性に襲い掛かる恐怖を描く」というもの。先に観てみましたが、いや~なかなか日本人の感覚にもゾゾゾッときます。一応アメリカ作品ですが、どちらと言えばスペインホラーっぽい雰囲気です。ホラー好きの人は観て損はないと思いますよ。
ちなみに、料金は一律1000円。税込です。上映時間は100分ですし、サクッと観ることができますよ。
さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週は皐月賞です。混戦模様で非常に面白いメンバー。上位6~7頭はどれが勝ってもおかしくないですが、私の本命はロサギガンティア。一通り皐月賞の前哨戦のVTRを見返しましたが、何度観てもロサが強い。騎手の乗り替わり、フジキセキ産駒など不安点もありますが、純粋に能力で選びました。スプリングS組を重視します。