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『リベンジ・マッチ』宣プロ大谷氏が制作の舞台裏披露 (vol.144)

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『リベンジ・マッチ』宣プロ大谷氏が制作の舞台裏披露 (vol.144)

2014年04月04日

今日から『リベンジ・マッチ』が劇場公開されています。シルベスター・スタローンとロバート・デ・ニーロが共演したボクシングコメディ映画です。私も早いうちに映画館に足を運ぼうと思っています。

昨日、その『リベンジ・マッチ』について、シネマラウンジ100(西麻布)で配給会社ワーナーの大谷悟宣伝プロデューサーが作品の舞台裏について色々語ったのが面白かったので、ここで少し紹介してみます。

まず、この作品はピーター・シーガル監督が最初にスタローンに出演を依頼したとのこと。でも断られたそうです。次にデ・ニーロに持ちかけたところ、出演を快諾してもらい、しかも「俺がスタローンを説得してやるよ」ってな感じで話がまとまり、夢の共演が実現したんだとか。ところが、かなりコメディ色の強かった脚本にスタローンが難色を示し、「もっとエモーショナルな内容にしてくれ」と要望があったことから、感動的な要素も盛り込まれたそうです。一方のデ・ニーロは「そんな感じでいいんじゃん」とけっこうテキトーだった様子。

5日間に渡ったボクシングシーンの撮影はスタントなし。スタローンは67歳、デ・ニーロは70歳の老体に鞭打ってのアクションです。スタローンは「本当に殴ってこい!」とデ・ニーロに求めたんだとか。『ロッキー・ザ・ファイナル』でもマジでしたからね。一方、デ・ニーロはそれは絶対言わなかったらしいです(笑)。

『ロッキー』のパロディとして、例の生卵の一気飲みシーンもあるそうですが、スタローンはこれを一発で飲み切りました。ところが、横にいたアラン・アーキンがスタローンのその姿を見て爆笑してしまい、シーガル監督から「カット!!」の声がかかり、あえなく撮り直しになってしまったんだとか。ほかにも、生の牛肉をサンドバック代わりに殴るシーンはクスッと笑える内容になっているようです。

とりあえず、『レイジング・ブル』と『ロッキー』は見直していった方がより楽しめるようなので、まずはレンタル店に行ってみようと思います。


さて、金曜日なので最後に恒例の競馬予想。今週は今年屈指の好カードとなった大阪杯に大きな注目が集まりますが、馬券的な面白さはダービー卿チャレンジトロフィーでしょう。本命はカレンブラックヒルとします。調教の動きを見る限り、ようやく復調気配が窺えます。人気しても5番人気くらいまでで収まるでしょうし、絶好の1枠2番を引き当てました。今のパワーのいる馬場も合うでしょうし、カレンにとって色々と条件が揃ったレースに思えます。平田厩舎はまだ今年未勝利ですが、カレンで1勝目達成です。


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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