●南沢奈央、未来の作家を祝福「私も書きたいな」
/10代限定の文学賞「蒼き賞」授賞式
2010年03月30日

若手女優の南沢奈央が30日、都内で行われた10代限定文学新人賞「第2回
蒼き賞」授賞式に出席し未来の作家たちを祝福した。同賞の応援ガールと審査員を務め、「同世代の書いた作品をたくさん読めたし応援もできて光栄でした」と満面の笑み。「私も刺激されて書いてみたいと思いましたね」と作家への憧れをのぞかせた。
大の読書好きで、「1カ月に10冊くらい読みますね。最近は重松清さんの新作『きみ去りしのち』を読みました」。グランプリ作品の作者が男性だったことから「小説を書ける男性はどう?」と聞かれると、「素敵ですね。女性なら手紙とかを書くけど、男性で文字を書けるなんて尊敬します」とはにかんだ。
「蒼き賞」はTOKYO
FMと幻冬舎、KDDIが共同主催する10代のみを対象にした新人文学賞。あらすじと第1話のみの未完成形で作品を募集し、最終ノミネート作品をPCと携帯サイト上で完結まで連載、リスナー投票などで各賞を選ぶ。
第2回となった今回は約3200の応募があり、最終ノミネート6作品の中から、グランプリは宮崎県在住の16歳男性・カッパさんの「冬のひまわり」に贈られた。同作と準グランプリ2作は、6月に幻冬舎より書籍化され、auの携帯電話向けの電子書籍にもなる予定。
この授賞式の模様は、TOKYO FMの人気番組「SCHOOL OF LOCK!」(月~金22時)で、4月2日に放送。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。