GLAY EXPO、10年ぶり開催 9月に東北で新たな伝説
2014年03月25日
ロックバンド・GLAYが25日、都内で会見を開き、大型野外ライブ「GLAY EXPO」の10年ぶり開催を発表した。9月20日に宮城スタジアム(4月1日からひとめぼれスタジアム宮城)で、5万人を動員予定。デビュー20周年に、被災地・東北で新たな伝説を刻む。リーダーのTAKUROは「『GLAY EXPO』のなんたるかを見せたい」と力を込めた。
「GLAY EXPO」といえば、1999年の幕張20万人ライブ。日本音楽史上最多動員、単独有料ライブとして世界最多動員を打ち立てた。また2001年には、総製作費52億円をかけ、東京、北海道・石狩、北九州の3カ所をめぐり、のべ28万人を集めた。2004年には大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンとコラボレーションし10万人ライブを成功させた。
1から作り上げる――ケタ違いのビッグイベントが、GLAYメジャーデビュー20周年に再び。初の東北開催。東日本大震災の被災地を沸かせる。経済波及効果は54億円(電通総研調べ)とも試算され、復興を後押しする。タイトルは「GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary」。TAKUROは「僕らの20周年は東北のみなさんとともにあります」と呼びかけた。
開催に向け、5月24・25日に山形で行われる東北六魂祭ともコラボレーション。また、5月から3カ月連続リリース。7月には50枚目のシングル「BLEEZE」を発売する。デビュー20年で、初めてTERUが作詞・作曲を手がけるシングルになる。TERUは「『GLAY EXPO』で、みんなで歌える夏っぽい曲」とアピール。
HISASHIは「10年経ったけれど、変わらないGLAYを見せたい」と意気込んだ。ステージの仕掛けなどにも注目。JIROは「動員人数や記録ではなく、たくさんの夢、お祭りの要素を増やしていきたい」と語った。MCでやまだひさし、ゲストで箭内道彦氏が出席した。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。