●三山ひろし “ビタミン・ボイス”で名曲カバー
/東京初コンサートで1stアルバム全曲熱唱
2010年03月02日
若手演歌歌手の三山ひろしが2日、ファーストアルバム「歌い継ぐ!昭和の流行歌」(日本クラウン)の3日発売を前に、東京での初コンサート「三山ひろしのアルバム歌唱曲を一番早く、生で聴く会」を永田町・星陵会館ホールで行った。
ロングヒット中のデビュー曲「人恋酒場」と昭和歌謡の名曲カバーを収録したファーストアルバムの全12曲を熱唱。約300人のファンを前に、温かくも清涼感あふれる“ビタミン・ボイス”を響かせた。
昨年6月に発売したデビュー曲「人恋酒場」は、オリコン演歌ランキングのベスト30位以内に初登場から38週連続ランクイン中で、売上は15万枚を突破。どこか懐かしくも新鮮に響く歌声は“ビタミン・ボイス”として定着した。そして、1年に満たないキャリアで早くもファーストアルバムを発売。三橋美智也、春日八郎ら戦後歌謡史を彩った懐かしの昭和の名曲のカバーに挑戦した。
幼い頃から聴いて育った曲をカバーし、「あらためて往年の大スターはすごいなと実感します」としみじみ。アルバム発売も果たし次の夢は?と聞かれ、「紅白!」と声援が飛ぶ中、「僕が歌うことで皆さんが笑顔になってくれるそんな歌手になりたい」と謙虚に意気込んだ。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。