英ボーイズ・グループのザ・ウォンテッドが、日本進出記念アルバム「ザ・ウォンテッド‐最強盤」のPRで初来日し19日、東京・赤坂BLITZでスペシャル・ライブを行った。“野獣系”グループとして、ワン・ダイレクション(1D)をしのぐ人気を誇る。大ヒット曲「グラッド・ユー・ケイム」など5曲を披露し、日本のファンを熱狂させた。
ネイサンが病気療養中のため、メンバー5人全員での来日はかなわなかったが、残る4人が世界を席巻する野獣系パフォーマンスを見せつけた。会場を満員に埋めた1400人から黄色い歓声がやまず。
マックスが「歓迎されていると感じるね」と笑顔を見せれば、トムは「日本が早くも大好きになってしまった!」。スケジュールの合間を縫い、渋谷のスクランブル交差点や明治神宮、夜の町も堪能したようで、シヴァとジェイは「とっても楽しんでいるよ」と嬉しそうに話した。
日本で「ウォンテッド」といえばピンク・レディーとあって、この日は未唯mieが駆けつけた。未唯mieに学び、全員で「ウォンテッド」ポーズ。異色の日英コラボが実現した。ザ・ウォンテッドのメンバーはすっかり気に入り「アメとムチを兼ね備えた先生(未唯mie)がとても良かった」とご機嫌。増田惠子からも応援のメッセージが届いた。
未唯mieは、「やんちゃな中に優しさも兼ね備えていて……大きくてカッコいいし、日本でも必ず人気者になる」とザ・ウォンテッドに太鼓判。野獣系な魅力あふれるメンバーで誰を「ウォンテッドしたい?」と聞かれ「シヴァが好み」と答え、さっそくハグをゲットしていた。ザ・ウォンテッドは23日に帰国する。