水田航生&石田ニコルが祝福 韓流ミュージカル常設劇場オープン
2013年04月25日
韓国を中心にしたアジアの良質なミュージカルを上演する常設劇場「アミューズ・ミュージカルシアター」が25日、東京・六本木にオープン。こけら落とし公演「カフェ・イン~愛は偽り?!~」がスタートした。本番前には、日本の俳優・水田航生と女優・石田ニコルがかけつけ祝福した。
舞台経験豊かな水田は、韓国ドラマ「となりの美男<イケメン>」に出演した縁で現地のミュージカルを何度も観劇していて「日本に劇場ができるのは素晴らしい」と大喜び。昨年ミュージカル「RENT」に出演した石田も、すっかり韓流に魅せられ「面白い!」と笑顔がはじけた。
芸能事務所アミューズがしかける同劇場。六本木ブルーシアターを改装し誕生した。近年急速にレベルアップし、日本でもたびたび公演されるなど世界を席巻する勢いの韓国ミュージカルをはじめ、アジアの優れた作品を継続して上演していく。
ラインナップは、劇場が130以上集まり韓国のオフブロードウェイと呼ばれるソウル・大学路(テハンノ)で人気を博した作品が中心。第1弾「カフェ・イン~」もそのひとつ。恋愛に臆病なバリスタとロマンチストなソムリエが繰り広げるラブコメディ。男女2人芝居ながら、趣向を凝らした演出と洒落たハーモニーで観客を虜にする。
韓国を代表するミュージカル女優で、バリスタ役を演じるユン・コンジュは「誰でも共感できる愛を扱っているかわいらしい作品。日本でも共感してもらえるはず」とアピール。相手役のキム・ドヒョンは「まだまだ役者として足りない。誠実に取り組んで、その姿を日本のみなさんにお見せしたい」と意気込んだ。
「カフェ・イン~」は役者交代をはさみ5月19日まで上演。その後も「シングルズ~29歳のクリスマス~」(5月24日~6月16日)、「風月主~美しきファランの禁断の愛~」(6月21日~7月21日)など、次々と韓流のミュージカルが上陸する。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。