ツェッペリン甦る!トリビュートバンド“ZOSO”圧巻パフォーマンス
2013年04月22日
“伝説のハードロックバンド”レッド・ツェッペリンのトリビュート・バンド、ZOSO(ゾソ)が初来日、神奈川・川崎のクラブ・チッタでツェッペリンの世界をダイなミンクに再現した。ツェッペリンが解散して33年が経つが当日は、73年に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催した伝説のライブ・パフォーマンスを完全再現した。
レッド・ツェッペリンは、60~70年代にビートルズと双璧した英国を代表するロックバンド。「ヘヴィメタル」と言われる音楽を産み出した。英国ではビートルズと人気を双璧、69年に発表したセカンド・アルバムは、ビートルズの「アビー・ロード」を上回るセールスとなり英米共に7週連続1位を獲得。70年の「メロディー・メーカー紙」の人気投票ではビートルズを破ってベストグループ1位となった。
その後、80年に解散するまでに発表したアルバムは全てメガ・セールスを記録、ワールドツアーでの観客動員数もトップを記録した。解散後もその人気は衰えず、95年には「ロックの殿堂入り」を果たし、05年にはグラミー賞で「功労賞」を受け、06年にはUKミュージックの殿堂「UK
Music Hall Of
Fame」入りも果たしている。日本では04年に「日本ゴールドディスク大賞」を受賞している。
このレッド・ツェッペリンの音楽を受け継いでいできたのがZOSO。「全米では18年間絶賛され続けている。数千人規模の会場で繰り広げれれている全米ツアーは、どこもSOLD OUTが続出しています。彼らの演奏力、パフォーマンスは全盛期のレッド・ツェッペリンを彷彿させ、ファンはもちろん全米のメディアから注目を集めていた」(関係者)と言う。
ツェッペリンの日本公演は71年に実現したが、2度目の72年が最後となった。それだけに、トリビュート・バンドではあってもZOSOの来日には待望論があった。その記念すべき初来日公演のライブは、「The Song Remains TheSame」と題し、丁度40年前の73年に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催した伝説のライブの完全再現したことだった。
ステージはオープニングの「ロックン・ロール」から始まり「祭典の日」「ブラック・ドック」「丘のむこうに」「永遠の詩」「胸いっぱいの愛を」と、オリジナルさながらのステージを繰り広げ、全15曲をダイナミックに披露した。
「レッド・ツェッペリンの世界を日本で41年ぶりに再現出来て嬉しい」と関係者は興奮する。「ツェッペリンを知っている世代にはたまらないステージになったはず。さらにツェッペリンを知らない若い世代にも大きな刺激になったと思う」。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。