きもの美人日本一を決める「きものクイーンコンテスト2013」が16日、東京・浅草公会堂で開催され、イベントに全面協力する芸能事務所オスカープロモーションのモデル、タレントたちも和装でずらり。“国民的美少女”吉本実憂が妖艶さを醸し出せば、ガールズグループのモデルガールズは自慢の美脚を封印し和の美しさで魅了した。
吉本は、昨年行われた「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で、小澤奈々花とともにグランプリに輝き、芸能界入りした16歳。新ユニット「X21」のリーダーも務める。この日は、赤の振袖姿を披露し「大人っぽくなったと言われて嬉しい」とニッコリ。七五三を入れて人生5度目の和装。「少しは慣れたかな」とはにかみ、「成人式では、黒とかピンクの派手なものに挑戦したい。4年後が楽しみ」と心躍らせた。また「いずれ、自分で着られるようになりたい」と話した。
モデルガールズは、平均身長175センチ、平均股下84センチを誇るトップモデル8人組。イベントではオープニングでデビュー曲「ROCK STAR」をパフォーマンスした後、装い一転、きものファッションショーを繰り広げた。美脚は見せずとも、これまでとはまた違った美しさで、会場を釘付けにした。婚礼用の華やかな打掛け、引振袖を次々提案。メンバーは「また結婚式で着たい!」と笑顔を見せていた。
ほか、佐藤藍子もゲストで登場し、時代劇などで何度もきものを着てきた経験から「きものは自分を律せられる。そのとき、そのときで楽しみ方を変えられる」と、その魅力をアピール。後輩の吉本に「もう私は振袖を着れない。今のうちにいっぱい着ておいてね」とアドバイスを送っていた。
「きものクイーンコンテスト」は、日本最大級のきもの祭典。きもの美人日本一の座をめぐり、今年は5715名が応募。この日の本選には約500名が進み、イベントのスペシャルサポーターを務める吉本らが審査した。クイーンに臼井千晶さん、準クイーンに手塚梨加さんと星野玲奈さん、オスカープロモーション賞に鎌田夢乃さんが選ばれた。