AKB48、レコ大V2へ気勢「努力報われれば」
2012年12月19日
TBS系で12月30日夜に放送される年末恒例「第54回 輝く!日本レコード大賞」の発表会見が18日、都内の同局で行われた。昨年に日本レコード大賞を初めて受賞し、今年V2がかかるAKB48は、代表して大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友が出席。渡辺は「今年もメンバーみんなで団結して頑張ってきた。その成果、努力が報われれば」と気勢を上げた。
涙の受賞から1年。大島は「昨年レコード大賞をいただきとても励みになった」。48グループの世界進出、念願の東京ドーム公演成功など突き進んだ今年について「レコード大賞受賞からすべての拍車がかかったと言っても過言ではない」と言い、「今年も来年に向け拍車をかけられたら」と意気込んだ。今年は「真夏のSounds good!」で大賞を狙う。
対して、「花火」で初のレコード大賞受賞を目指す三代目 J Soul Brothersは「EXILEメンバー、そしてスタッフに感謝して精いっぱいパフォーマンスしたい」と誓った。また、結成7周年でリリースした「777 ~We can sing a song!~」が優秀作品賞に選ばれたAAAは「今年の締めくくりを“ハッピー7”で終わりたい」、昨年最優秀新人賞を受賞し今年は「White Angel」が優秀作品賞に選ばれたFairiesは「昨年より成長したパフォーマンスを見せたい」と笑顔で話した。
ほか、新人賞受賞アーティストから家入レオ、小野恵令奈、ティーナ・カリーナ、特別賞受賞アーティストからきゃりーぱみゅぱみゅ、優秀アルバム賞受賞アーティストからSEKAI NO OWARI、日本作曲家協会奨励賞受賞の走裕介、功労賞受賞者からかまやつひろしが出席。小野は「(視聴者に)なんだこいつは? と思われるかも……でもあわよくばファンになってもらえるよう頑張る」と笑わせ、きゃりーは「ちょっとドレッシーな、きゃりーらしい衣装を用意したい」と期待をもたせた。
本番の司会を務める、TBS安住紳一郎アナウンサーと女優の新垣結衣もそろった。ともに初司会で、安住アナは「(昨年まで16年連続で司会を務めた)堺正章さんの隣で(進行役として)11年間勉強してきたものをいかんなく発揮したい」、新垣は「緊張しているけれど、安住さんが隣にいるから安心。頑張ります」とガッツポーズで大役に向け気合いを込めていた。
「第54回 輝く!日本レコード大賞」は、TBS系で12月30日午後5時半~午後9時54分に東京・新国立劇場から生中継され、レコード大賞、最優秀新人賞が決まる。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。