まえだまえだ、リアル宇宙兄弟は無理「絶対喧嘩になる」
2012年08月03日
兄弟お笑いコンビ・まえだまえだが3日、東京・丸ビルと丸の内オアゾでこの日から始まった「有人宇宙開発ヒストリー展 in 丸の内」のオープニングイベントに登場した。兄の前田航基は船内用、弟の前田旺志郎は船外活動用の宇宙服に身を包み、気分はすっかり“宇宙兄弟”。「いつか兄弟で宇宙へ」と声をそろえたが、航基は「やっぱり無理。2人だったら(宇宙でも)絶対に喧嘩になるから」と笑わせた。
宇宙に行けたらやってみたいことを聞かれ、航基は「バランスボール」、旺志郎は「けん玉、ヨーヨー」と無邪気に答えた。無重力でそれぞれどうなるのか予想。宇宙漫才に挑戦してみては? とすすめられるも、航基は「無重力やからタイミングとかいろいろ難しそう」と首をひねっていた。
イベントは、“有人宇宙開発の歴史を学び、最前線を知る”をテーマに実施。丸ビル1階のマルキューブに、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大イメージモデルが登場した。航基は「意外に小さいな」と驚き、旺志郎は「めっちゃワクワクします」。ほか、国際宇宙ステーションに長期滞在中の宇宙飛行士・星出彰彦さんが着用した宇宙服のレプリカを初公開、アニメ「宇宙兄弟」の展示コーナーもある。8月19日まで開催。
宇宙関連番組を多数放送するCS放送ヒストリーチャンネルが、イベントに特別協力。この日は同チャンネルの宇宙部顧問を務めるサイエンス作家の竹内薫氏も登場し「宇宙はまだまだわからないことだらけ。これからの世代に解明してほしい」と、まえだまえだら子どもたちに呼びかけていた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。