タレントの福田萌、元衆議院議員の杉村太蔵が15日、都内で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2012」(2月23~27日/北海道夕張市)をPRした。同映画祭にスカパーJSATが特別協賛し、新世代の映画の才能を見出すオフシアター・コンペティション部門グランプリ監督には次回作の制作支援金が同社から提供される。福田は、オリエンタルラジオの中田敦彦との交際中とあって「ゆうばりで“武勇伝”を作って!」と彼氏のギャグにかけて若手監督にエールを送った。
「幸せです」と交際順調の福田。スカパー!映画部マネージャーを務めていて、映画祭には全日程に参加。現地ではレギュラー番組「ホメシネ+」(BSスカパー!ほか)の公開収録を行うほか、スカパー!と映画各チャンネルがコラボした上映会でMCを務める。昨年に続く参加で「映画制作者とファンとが交流できる場。すごく楽しみ」と笑顔で意気込んだ。
映画祭の応援サポーターを任された杉村は、来年は自身もオフシアター・コンペティションに応募したいと息巻いた。「選挙を題材にした映画なんてどうか。主演も脚本も全部自分でやりたい」と熱弁したが、政治家はもう辞めるの? と聞かれ「それ言われるとリアルにきつい。近くて遠い永田町……」と嘆いた。
昨年グランプリに輝いた韓国のオ・ヨンドゥ監督の新作「探偵ヨンゴン 義手の銃を持つ男」が完成。スカパーJSATから資金援助を受け、来日したヨンドゥ監督は「前作より10~15倍の予算がかかっていますよ」と嬉しそうに話した。
スカパー!では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2012」開催に合わせ、一部の出品作品を“サテライト放送”する。BSスカパー!などで、「探偵ヨンゴン~」のほか、オフシアター・コンペティション部門、フォアキャスト部門から計34作品を放送予定で、現地に行けないファンは嬉しい試み。映画祭関連番組も充実する。