東宝「カイジ　～人生逆転ゲーム～」、佐藤東弥監督も続編へ期待

(写真左から、佐藤監督、香川、藤原、天海、山本)

　東宝配給「カイジ　～人生逆転ゲーム～」の初日舞台挨拶が10日、TOHOシネマズ日劇スクリーン2で行われ、出演の藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、そして佐藤東弥監督が劇場後方の扉から登場すると大きな歓声に包まれた。

　藤原は、「1年前の撮影からようやく今日という日を迎えることが出来て感謝しています」と感慨深げ。
　天海も、「ドキドキしましたか!?」と観客に投げかけ、「私たちも今日という日をワクワクドキドキしていました!」と初日を迎えた嬉しさを爆発させた。

　一方、香川は「10日間以上も同じシーンで藤原くんと顔を突き合わせていて、真面目に演じれば演じるほど笑われて、自分が顔芸の俳優なんだと気が付きました…」と撮影の裏話を明かし、観客を沸かせた。

　佐藤監督は、「ちょうど一年前に秋葉原でロケをスタートし、映画初監督でつたない所もあったと思いますが、スタッフ・キャスト、みなさんの協力のお陰で今日を迎えられました。記憶力はいい方ではありませんが、今日来てくれたみなさんの顔を記憶し胸に刻み込んでおきます」と挨拶。


　また、続編の可能性についてMCから話題がふられ、藤原は「カイジはもう一度自堕落な生活に戻ってもいいかな」と意味深な発言をし、佐藤監督は「自分がまた指名してもらえれば…」とアピールした。

　最後に藤原は、「この作品に出演し、大勢のスタッフ・キャスト、いろんな人たちに出会えて良かったです。友人や家族などにこの作品を伝えてもらいたいと思います」と締め括った。